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SGCJ JOURNAL

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コラム

映像の印象はレンズで変わる|SGCJが撮影で使い分ける5本のレンズ

ZEISSとSONYの撮影用レンズイメージ

LENS / VIDEO PRODUCTION

SGCJはレンズにもこだわっている
同じカメラでも画が変わる理由

映像の画づくりでは、カメラ本体だけでなく、どのレンズを選ぶかが仕上がりを大きく左右します。

SGCJが実際に使用しているZEISSとSONYの5本を例に、焦点距離やレンズの違いが映像表現にどう関わるのかを紹介します。

筆者
相原健二
主な使用レンズ
ZEISS Compact Prime CP.2 15mm / 50mm / 100mm CF、SONY Distagon 35mm、Planar 50mm
主な用途
企業映像/商品・サービス紹介/CM/YouTube/インタビュー/各種映像制作
対応範囲
企画/撮影/編集/音声収録/MA/SNS動画制作

この記事の要点

SGCJではZEISSとSONYの5本の単焦点レンズを撮影内容に応じて使い分けています。

焦点距離が変わると、画角、遠近感、背景の見え方、被写体との距離感が変わります。

レンズはスペックで選ぶのではなく、映像で何をどう伝えるかに合わせて選定します。

映像の画づくりというと、カメラ本体の性能に目が向きがちです。

しかし同じカメラボディでも、装着するレンズが変われば、写る範囲や背景の見え方、被写体との距離感まで大きく変化します。

SGCJでは、案件の内容や表現したい世界観に合わせてレンズを選び、「どのレンズで、どう見せるか」まで撮影設計の一部として考えています。

SGCJが使用している5本のレンズ

SGCJでは、映像用のZEISS Compact Prime CP.2と、SONYの大口径単焦点レンズを使い分けています。

ZEISSとSONYの撮影用レンズを黒背景で並べたイメージ
SGCJで使用している5本のレンズをイメージしたビジュアル

ZEISS COMPACT PRIME CP.2

15mm / T2.9

5本の中で最も広い範囲を写せるレンズです。店舗・施設・ロケーションの広がりを見せたい場面や、導入の引き画などで使用しています。

NAC掲載仕様では、15mm/T2.9、フル35mm対応のCompact Prime CP.2として案内されています。

SONY / SEL35F14Z

Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA

35mmは、人物と背景の関係を残しながら、被写体にも自然に視線を集めやすい焦点距離です。インタビュー、企業映像、現場の雰囲気を含めた撮影など幅広く使います。

ソニー公式では、Eマウント、35mmフルサイズ対応、焦点距離35mm、開放F1.4の広角単焦点レンズとして案内されています。

ZEISS COMPACT PRIME CP.2

50mm / T2.1

標準域として扱いやすく、人物、商品、インタビューなど幅広い撮影で使える一本です。広角ほど背景を大きく取り込まず、100mmほど距離を必要としないため、構図を組みやすい焦点距離です。

NAC掲載仕様では、50mm/T2.1、フル35mm対応のCompact Prime CP.2として案内されています。

SONY / SEL50F14Z

Planar T* FE 50mm F1.4 ZA

人物や商品を印象的に見せたい場面で使いやすい50mmの大口径単焦点レンズです。背景を整理しながら、主役を自然に引き立てたいカットで使用します。

ソニー公式では、Eマウント、35mmフルサイズ対応、焦点距離50mm、開放F1.4の標準単焦点レンズとして案内されています。

ZEISS COMPACT PRIME CP.2

100mm CF / T2.1

5本の中では望遠側を担うレンズです。被写体を大きく見せたい場面、人物の表情や商品のディテール、背景との距離感を圧縮した印象的なカットで使用しています。

NAC掲載仕様では、100mmCF/T2.1、フル35mm対応のCompact Prime CP.2として案内されています。

レンズで画が変わるとはどういうことか

「レンズで画が変わる」というのは、単に画質が良い・悪いという話ではありません。

01

画角

広く見せるか、狭く切り取るかが変わります。

02

遠近感

背景との距離感や圧縮感が変わります。

03

ボケ

背景の整理のしやすさや主役の見え方が変わります。

04

光の描写

フレアやハイライトの出方にレンズごとの違いがあります。

05

距離

被写体との撮影距離やカメラ位置も変わります。

同じ被写体、同じロケーション、同じカメラでも、レンズが変わることで映像の印象は変化します。SGCJが複数の単焦点レンズを用意しているのは、この違いを画づくりの選択肢として使うためです。

焦点距離ごとの使い分け

01

WIDE

15mm:空間の広がりを見せる

施設や店舗、建築、ロケ地など、周囲の環境まで含めて伝えたい場面で使います。被写体だけでなく「どこにいるのか」まで画面に入れたいときに有効です。

02

WIDE / STANDARD

35mm:人物と背景を自然につなぐ

人物の存在感を保ちながら、背景の情報も適度に残しやすい焦点距離です。インタビュー、企業紹介、現場の雰囲気を伝える撮影などで使いやすい一本です。

03

STANDARD

50mm:自然な距離感で主役を見せる

人物、商品、インタビューなど幅広い場面で使える標準域です。SGCJではZEISS CP.2 50mmとSONY Planar 50mmを、撮影内容や操作性、求める見え方に応じて使い分けています。

04

TELEPHOTO

100mm:主役やディテールを強く見せる

背景を整理し、人物の表情や商品の細部など、見せたい部分を強く意識させたい場面で使用します。離れた位置から自然な表情を狙いたい場合にも有効です。

高価なレンズを使えば、それだけで良い映像になるわけではありません。

広く見せたいのか、人物を印象的に見せたいのか、背景をどの程度残したいのか。企画の意図によって必要な焦点距離は変わります。

レンズ選びで大切なのは「何を持っているか」ではなく、「その画で何を伝えるか」です。

SGCJの映像制作について

SGCJでは、企画・撮影・編集・音声収録・MA・SNS動画制作まで、映像制作の工程を一貫してご相談いただけます。

01

企画

映像の目的やターゲット、伝える内容を整理します。

02

レンズ選定

画角や被写体との距離、求める雰囲気に合わせて選びます。

03

撮影

カメラ・レンズ・照明を組み合わせて画をつくります。

04

編集

構成、色、テロップなどを整えて仕上げます。

05

音声・MA

収録からBGM・SE・ナレーションの調整まで対応します。

06

SNS動画

YouTubeや縦型・短尺動画など公開媒体に合わせて制作します。

よくある質問

なぜズームレンズではなく単焦点レンズを使うのですか?

単焦点レンズは焦点距離が固定されているため、撮影ではカメラ位置や構図を考えながら画を組み立てます。SGCJでは、焦点距離やレンズごとの見え方を画づくりの選択肢として活用しています。ズームレンズが適した案件ではズームレンズも使用します。

35mmと50mmはどう使い分けていますか?

35mmは人物と背景の関係を残したい場面、50mmは主役を自然に引き立てたい場面で使いやすい焦点距離です。ただし、被写体との距離やロケーション、撮影意図によって選択は変わります。

ZEISS CP.2とSONYの50mmは、同じ50mmでも違うのですか?

焦点距離は同じ50mmですが、シネレンズとして設計されたCP.2と、Eマウント用のSONY Planarでは、筐体や操作方法、絞り値など仕様が異なります。SGCJでは撮影内容や運用方法に合わせて使い分けています。

撮影に使うレンズを指定できますか?

はい。希望する映像の雰囲気や参考映像がある場合は事前に共有いただけます。企画意図と撮影条件を確認したうえで、適したレンズをご提案します。

SGCJへ撮影だけ依頼することもできますか?

はい。映像制作全体だけでなく、撮影のみのご相談にも対応しています。撮影内容、使用目的、納品形式などを確認したうえでご案内します。

筆者プロフィール

相原健二

株式会社SOUND GARDEN代表取締役。尚美学園出身。13歳からバンド活動を始め、その後はシンガーソングライターとしても活動。大手音楽教室に会社員として7年間勤務したのち、一人ひとりのやりたい音楽に柔軟に応えられる、新しい音楽教室の形を求めて起業した。

現在は、映像監督、舞台監督、音楽監督、作曲家として活動。音楽・制作・演出の経験を生かし、映像、音楽・音声、WEB、イベントを横断したクリエイティブ制作に携わっている。

レンズ情報の確認先

VIDEO PRODUCTION

映像の用途や世界観に合わせて、
レンズ選びから撮影を設計します。

企業映像、商品紹介、CM、YouTubeなど、目的や公開媒体に合わせて企画・撮影・編集までご相談いただけます。

企画レンズ選定撮影編集音声MA

映像制作について相談する→

映像制作:https://sgcj.jp/service_category/video-production/ / 撮影:https://sgcj.jp/service/filming/

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